「本当の名前を取り戻せ!」初のオーソドックスRPGを作った時のことを振り返る

RPGというジャンルも結構広いですけど、日本でRPGといえば、やっぱりドラゴンクエストであったりファイナルファンタジーであったりが、いわゆるオーソドックスなRPGとして一般的に認識されているのではないかと思います。

(まがいなりにも)ゲームを作る人間としては、やはりRPGを作ることには憧れをもっていました。

であれば、これを機に作ってしまおう!と考えたのが、開発のきっかけです。
この頃は、なんかいろいろ作りたいものがあったなぁ。。。

そんな中作ったものが、「本当の名前を取り戻せ!」というRPGです。(現在非公開)

ゲーム概要

記憶を失った主人公が、街や村の人の話を聞きながら、冒険を進めていきます。
エンカウント方式の戦闘で、魔法は無くたたかうのみ。
回復用のアイテムだけはありますが、やられたら終了。セーブしたところからやりなおすのみというシンプルさ。

使用したツール

Windows+ HSP(Hot Soup Processor) で開発しました。
まだまだHSPにはお世話になります。

マップデータの作成には特にツールは使用しておらず、外部テキストファイルにてマップデータを文字列(0~6程度)記述しており、イベントについてはプログラム内で座標直接指定して分岐を書いていたりしました。
規模感やデータ形式にもよりますが、本作程度のマップデータであれば、このような簡易的な判定でも良い可能性があります。

マップデータやイベントデータをしっかり作ってそれをプログラム側で読み込んで実行していく、という方法が一般的かとは思いますが、おひとり開発で小さい規模のものを作る場合は、無理して汎用的なことをせずともゴリ押しで開発を進めるのも、最初はアリなのではないかと。開発工数がぐっと減らせますので。

画像については、 EDGE を用いています。
またまたドット絵ですし、絵心ないですし、いろいろセンスがアレです。
最後のボス画像だけ、友人に作成していただきました。上にある画面キャプチャの最後の絵がそれです。この記事を書くために再プレイするまですっかり忘れていました。

音楽については、CakewalkでMIDI作成していたようです。
今までの作品の中では一番曲数が多い(2曲)ですが、今聞くと結構雑であり、とにかくリリース速度優先って感じだったようです。

目指したもの

ストーリーなどはふざけつつも、オーソドックスなRPGを目指してはいたのですが、本作ではいわゆるレベルというものが存在しません。

何戦か戦っていて、いきなりレベルアップで強くなる、という形式ではなく、一戦一戦すこーしずつ強くなるという形式を取りました。

だって、何戦か戦った後にいきなり強くなるのって、何か不自然じゃないですか。(と、当時は思ったようです)

実際に出来上がったもの

ゲームバランスが悪くなりましたねー。
まあそこはダメージ計算をどうするかとかも関係するし、弱く感じられるようになった敵からはステータスアップできないようにするなど、今となってはいろいろと考えられることはあるのですが、

とにかく途中から、敵のレベルが上がるエリアに突入したときに、最初きついけどすぐにパラメーターがあがるから割と早めに楽勝になってしまう、という現象が発生しました。

今でも悩み続けるポイントではあるのですが、トータルで見てゲームバランスを調整するというのは、非常に難しいところですよね。
※でもこの部分がゲームの面白さを左右するところでもあるので手を抜けない。本作では手を抜いていましたが。

いやー、結局先人達は偉大だったということになりますね。

リリース後に思ったこと

前作(ラフ・マシーン)をリリースしたときと同様、ほぼ無風を体験しました。
今思うと、知人からの感想もあまりなかったように思います。何しろこのゲームに関して、どのような感想を言われたのかという記憶が一切無い・・・・・

それだけ微妙な作品だったということに他なりません。

それでもまだこのときはゲームを完成させたということのほうが嬉しかったのだと思います。その証拠に、次のゲームをすぐに作り始めているのですから。

今回のこの記事を書くために、本作をやり直してみたのですが、プログラムの中身が良くなく、移動が高速(マシンスペックによって変わってしまう)であったりとか、戦闘開始エフェクトがものすごく遅かったりして、とても遊べる状態ではなかったのですが、、、、

そこはHSP、かんたんに直して実行できるんですよね。素晴らしいです、HSP。

で、やり直してみると、なんかいろいろ惜しいところだらけでした。
もうちょっと、完成度とか、ゲームバランスとか、快適度とかを意識して作成していれば、もうちょっと反応が得られるような作品になったのかもしれないですね。