「れっすん20番外編」アクションミニゲームを作った時のことを振り返る

これまで HSP(Hot Soup Processor) を用いてゲーム開発を行ってきました。

HSPを全然使いこなせていなかったにもかかわらず、

もっと処理速度の出る開発手法は無いのだろうか・・・?

などと考え始めるようになっていきました。

また、当時HSPゲーム作品から名作と呼ばれるようなフリーソフトがが誕生していなかったこともあり、このままHSPを使い続けて良いのだろうか?などと一丁前に思うようになり、他のゲーム開発手法を調べ始めました。

そこで私が見つけたものが、Botchyさんのelライブラリでした。(現在非公開、というか残念ながらBotchyさんのサイトが閉鎖してしまっています。魚拓がありました

このライブラリはC言語用のライブラリであり、Visual C++ が必要でした。
もちろん持っていませんし、C言語なんて触れたこともありませんでしたが、なぜかこのときは謎のやる気に満ち溢れていたので、何かすごいものが作れるようになるのではないか・・・という淡い期待を込めて Visual C++6.0 の購入に踏み切りました。

購入したからと言ってC言語でゲームが作れるようになるとは限らないのに、、、今振り返っても、そんなに安くない買い物に対してよく決断したなぁと思います。

まず一通りサンプルプログラムからプログラムの書き方、ライブラリの使い方を触り、かんたんに作れそうなミニゲームを作ることに決めました。

それが、「れっすん20番外編」です。(現在非公開)

ゲーム概要

  • 主人公は左右に動きつつジャンプすることができます。
  • スペースキーで目の前に爆発を起こせます。
  • 画面上から、お金とお師匠様が降ってきます。
  • お金をゲットするとスコアアップします。
  • 爆発でお師匠様を倒すとスコアアップします。
  • お師匠様を下に逃がすと スコアダウンします。
  • お師匠様に触れるとスコアダウン(大)します。
  • スコアがマイナスになるとゲームオーバーです。

使用したツール

Visual C++ と elライブラリ を用いた初めての作品でした。
elライブラリを用いることで、DirectXの複雑な描画部分をかんたんに記述することができたので、初めてのC言語による開発でしたがなんとかミニゲームを作ることができました。

画像・音楽・効果音は、れっすん20のものを流用。
リソースについては、ふざけたタイトル画面のゲームロゴのみ作成した形になります。
とにかく、Visual C++ と elライブラリ によるゲーム開発体験をしたかったというのがメインでしたので、このあたりは手を抜きました。

完成後に思ったこと

HSPでの自分の作り方がいけない部分は多分にあったのですが、それにしてもC言語でのゲームを作ってみて最初に思ったのが、「動作が軽い!」ということでした。
結構いろいろな処理を入れても、まったくびくともしないというかなんというか、

MSX-BASICやPC-88でのN88-BASIC、HSPでの体験を経て、自分の技量では大したものは作れない(というか、面白いゲームなんて作れるはずはない)と完全に思い込んでいたのですが、大量のオブジェクトをスピーディーに動かすとか、マップをスムーズにスクロールさせてみたりとか、少なくとも速度的に問題になるから作れない、といった考え方からは卒業できそうだ、、、
という感覚を得ることができたのは、とても大きい体験でした。

この体験を経て、 小さいゲームですがさらに作っていくことになります。
・・・・この頃は元気だったな。。。

2000年4月作